長くカメラに触れない時期があって、しばらく写真から遠ざかっていました。
写真にのめり込むあまり、あれよあれよとおかしなことになってしまい、周りに大迷惑をかけてしまいました。
回復してみると、すっかり機材の使い方や勉強した写真の知識は思い出せず、それどころか、仲間の存在すら忘れてしまったのです。
いろいろと思うことはあるのですが、この生活をどうにかしたいと思って、2016年ごろから、「写経」のような気持ちで、たまに写実画を書いておりました。
絵画教室に通っていたのです。
実は展示会も参加していたのですが、鑑賞していただいてご助言いただきたい、という気持ちと、気恥ずかしく作品をあまりひと目に触れさせたくない、という気持ちが入り混じり、ほとんど身内のような人たちにしか展示会についてお知らせせずにいました。
デッサンもすこし溜まってきたので、それを含め今後アップしようかと思っています。
そして、文章も少し長めの、「思うこと」を書いていきたいと思っています。
匿名で10年以上続けていたブログを閉じたので、ここで記名で書けることを、正面切って書いていきたい、と思っております。
写真ブログということになっておりますが、もうちょっと活動の幅を広げて、私の創作したもの、日々のつぶやきなども書いていきたいと思っております。
私はてんびん座なのですが、まったく、天秤のようにどっちつかずの多趣味で、なかなか「これ！」というものを決められません。
日々のタスクをこなすこと以外に、何をすればいいのか。
何をこころざしとしたら良いのか。
何を夢としたら良いのか。
それが見つかることを、まず、夢の一つにしたいと思います。
この絵は、階段を一歩一歩登る人を、こっそり見守るOBSERVERを描いたものです。ちょっと暗い絵ですけど、1年以上かけて書いたもの。F30号のちょっと大きめの作品です。
まあ、「写経」がこんなふうになったと思って、気軽に見てほしいものです。
